エゴマの2025年用種の購入はこちらからです。(2025年1月よりご注文開始いたします)

2025年播種の種のご注文は、1月から開始いたしました。種の発送は2023年3月からとなります

ネットでの購入が苦手な方は、
FAX TEL0574-76-2725又は下記へご注文内容を郵送ください。

〒509-1222 岐阜県加茂郡白川町下佐見1592-2

お名前、

〒、住所、電話番号

ご注文の種名、量〇ml、

をお知らせください。

1、5種類を販売中(新品種ありお申込み↓)

 ①田村種中生(黒)

   種まき:4月下旬から6月上旬

   収穫時期:葉の黄変する10月10日前後

   特徴:油含量豊富

 

 ②田村種中生(白)

   種まき:4月下旬から6月上旬

   収穫時期:葉の黄変する10月10日前後

   特徴:黒種より少し皮が厚い。

 

 ③白川種晩生(黒)  

   種まき:5月上旬から6月下旬

   収穫:葉の黄変する10月20日前後

   特徴:含油量豊富

 ④光然(新品種)
   種まき:5月下旬から6月初旬

   収穫:葉が黄変した、10月15日前後

   特徴:多収穫

 ⑤葉用エゴマの種
   

 

  

 2025年3月から

準備でき次第の発送となっております。

 

■面積と種の量は?

 種の量は、栽培面積、密植度によって違いますが、

 1a600本用意します。10mあれば良いでしょう

 2本植えの苗を 畑苗で作って、

 130~150㎝の畝間(芯芯が、この広さです。)

 30㎝の株間で1,2本を植える(600本)

以上のような移植栽培の場合を目安にしています。

直播の場合はこの場合より多く使用します。

 

 ■畝間を広くとることをすすめる理由

畝幅130㎝にすることで8月からの伸びと花芽の成長に差が出ます。花芽が付き、背が伸びる8月中旬に、光や風通しの良い状態にすると、枝にまんべんなく長い穂がつくため、畝幅を広くとり、2条上1条植えをお勧めしています。

 

■価格①②③について(税込)

10ml     880円 (約1000粒分、1,2a分)

20ml     1650円

100ml   4400円(5a~20a分)

200ml   7700円

 1L以上は、ご相談ください。

※送料(180円~税込み) 別途承りますのでご了承ください。

※栽培法は「エゴマの栽培・利用加工」日本エゴマ普及協会編服部圭子著、創森 社に詳しくあります。 品質の良いエゴマ油を摂るために、是非お読みください。

こちら↓からお申込みできます。

 

 

 お申込みはこちらから

https://www.egomajapan.com/

 

□④光然の価格について

10ml     1200円 (約1000粒分、1,2a分)

20ml     2000円

 

100ml   8000円(5a~20a分)

 

 

■日本エゴマ普及協会入会のすすめ

ご入会いただくと、

◎おたより発行時に送付

◎FBの栽培向上グループにご招待をさせていただきます。

 ご入会初年に3300円の協力金のみで永年会員(会の存続中)となります。ご入会もこちらからお申し込みください。

 


25年版 エゴマ栽培法

 

 病害虫の抑制、多収穫、良品質の3ポイント

⓪秋にできる土つくり

水はけ保湿のいい畑と土つくり

②適期定植、適期摘芯、適期収穫

③脱穀早め・乾燥重視

無農薬、無化学肥料で、土さんを尊重する環境保全型の栽培をすすめましょう!

※土つくりが、肝心です。土の中には、1gの土に1億個の微生物がいるそうです。
エゴマの根と微生物(菌根菌)が共存しながら互いに栄養分を与え合って成長する仕組みがあるそうです。病害虫が出てきたといった場合には、微生物たちが少なくなっていたり、腐敗の微生物たちがはびこってきたりすることが原因になります。

そのためには

   水はけと保湿のいい状態にしましょう。雨が続いたり、干ばつになったりと気象の変動が昨今多くなりました。水路を作って、水や空気の流れができるような畝つくり畑つくりをしておきましょう。

  肥料を使う場合には次の点に注意しましょう。肥料分が過剰やアンバランスの場合、分解しきれない養分が、虫や病気を呼びます。充分堆肥化したもの、微生物資材を使って、腐敗しないような土にしていきましょう。

  秋に緑肥(麦、レンゲ、ヘアリーベッチ等)を播いて、土壌の改良緑肥にもなる

 例※秋に麦を播いて、土の中を活性化させて、麦を刈ってすきこむ。その他、レンゲ、

   ※春にカバーグラスをまいて、草勢栽培(黒クローバー、大豆など)

   ※大豆→麦→えごまの輪作体系

 【栽培法】

(1)種:中生は、1010日前後の刈り取り、晩生は1020日ころ刈り取りです。寒い地方では霜が降りるため、中生で。種取はシソとは交雑しやすいので、シソや他の品種のエゴマが付近にないものを取ります。種は自家採取して、自分の畑に合った種を守りましょう。

(2)種まき: 湿度が絶対条件です。たっぷり水をやり、新聞やシート等をかけて表面が乾かないようにしましょう!(ただし、水はけが悪いのも、発芽不良の原因になります。)

直播き栽培も移植栽培も種まきは5月10日から610日(北海道では積算温度ができるこのころに種をまき成功しています。)どうしても出てしまう、根きり虫対策のためには、土つくりですが、畑がまだできていない時には発生します。定植は幼虫がさなぎになる6月後半にするといいでしょう。対策として、植物農薬「ニーム」が、対策となります。
早播きは、背丈の抑制のために、摘芯を試みましょう。(バリカン刈りもあり)

(3)苗の育成:定植時しっかりした苗で定植しましょう

1)直播栽培:畝間(芯芯)90から150㎝で、条蒔きします。マルチ以外は、草対策が大変

2)移植栽培:苗は徒長しないようにセル苗なら早めに、定植します。(自動定植機械あり)

セル苗:①土を入れたセル苗ポットに種をまく〈裸の王様種まき道具あり〉
多く出たら、12本にはさみで切る(双葉のころ)

(4)定植:畝間(芯芯)90から150㎝、株間25㎝から40㎝で1,2本植えで定植します。苗が大きくなりすぎてしまったら、さつまいもの苗のように斜めに植えると根が多く成長します。

※150㎝畝間で栽培の利点。樹形が低く下段も光が入り、下の枝からも長い立派な穂がついている。ただし、肥えた畑の場合(茂木式畝間広式)

(5)草取り:草は、基本まめな土寄せして、生やさないようにしましょう。

広い畝間は中耕しやすく、土寄せによって草を抑えることができます。

(6)摘芯早く播いた場合には、必ず行いましょう。30センチくらいになったら 芯を止めるとわき目が大きくなります。   摘芯した葉を利用して、乾燥粉末にしたり生で食べたり湯がいて冷凍保存も出来ます。行うのは概ね85日までとします。(花芽の時期)

(7)刈り取り:ここは、重要ポイントです。葉の4分の3が黄色くなったら、刈り取り

ます。草刈機で根元を刈っていきます。手作業なら竹用のこぎりがいい。

(8)4日から7干して脱穀:畑でそのまま干しておく。または屋内で入れる所があ

れば、シートを引いて束ねたものをならべます。重ねすぎないように注意

蒸れないように、風を通す並べ方か、扇風機をかけるのもいいです。

蒸れてしまえば、かびて、実が台無しになります。要注意

(9)脱穀:板、または金網、すのこ等にエゴマの枝を叩きつけて実を落とします。

板に叩きつけると飛ぶので、簡易テントに防虫ネットでカバーをした場所で。

10)選別:ふるいにかけて大きなゴミを出します。ふるいは、3mmを用意します。唐箕にかけて、細かいごみを吹き飛ばします。この時エゴマは軽いので、あまり強くは、厳禁

11)乾燥:一旦乾燥させます。この乾燥を行ってから水洗いします。

乾燥が不十分ですと水洗いの時に沈むエゴマが増えてしまいます。また、湿った

エゴマは酸化し品質を落とし、食べることもできなくなります。

この乾燥作業は必ずしましょう。要注意です。この状態で保存ができます。

12)水洗い:桶に水を張り、エゴマを入れます。下に土や、細かい石が沈みます。

よく混ぜて洗ってから、止めて、浮いてきたエゴマを網ですくってザルにあ

げます。この作業を、水がきれいになるまで繰り返します。

ごしごしこすったりせずすばやく混ぜてザルであげます。やりすぎは要注意。

13)乾燥:網戸の網等の上に2センチくらいの厚さで並べて、干します。高温での乾燥は酸化しするので、要注意です。強い風にも注意してください。

鳥やタヌキの被害:上にも網をかぶせると被害から守れます。

 

14)保存:食べてカリカリするくらいしっかりと乾燥させて水分空気の入らない袋で保存しますと1年以上の長期保存できます。(水分8%以下、真空または8℃以下低温)