~自分の体の声を聴き、体とのコミュニケーションをとりましょう~
春は木々が芽生え、成長する季節です。
私たちの体も寒さに閉ざされた冬から移り、植物と同じように春を迎えています。
春は、東洋医学では、肝臓が働く季節といわれます。
肝臓の働きには、下の3つの特徴があり、
元の気が活発になり、感情が高ぶり、デトックス(発散)します。
①元気を各所に配分して、免疫力を作る。
②感情をコントロールする。肝臓はストレスに弱い。
③肝臓から胆汁が出て、油を分解する
ですから春に、肝臓を大切にする食生活や暮らし方に注意しないと
下記のような不調が出てきます。
① の不調として、花粉症、風邪をひきやすい等免疫不全となりやすい
② の不調として精神的にやる気が出ない(3月は自殺が多い)
③ の不調として口の中が苦い、ぎっくり腰(筋を痛めやすい)肌荒れ、油物がもたれる等が出る。
これらを改善するために、次のように心がけていきましょう!
1、油の取り方が、肝腎かなめとなります。
えごま油を毎日食べている方は、
風邪をひかなくなり、
花粉症知らず、
ストレスの軽減や、
認知症の改善、
血圧正常化する方がとても多いのです。
まさに肝臓の働きをよくするのと合致しています。
春、肝臓の働く季節にえごま油を特に気を付けて食べることは、
季節の体の理にも叶っているのです。
反対に、春の肝臓の働きにブレーキをかける油、
マーガリン、
加工品の植物性油脂、
ショートニング、
遺伝子組み換え原料・
化学的な製造のサラダ油、
菜種油等は、
不調の原因になるので控えましょう!
2、春の旬を食べましょう!
海藻、春の菜の花やハコベやヨモギ、レタスの苦み、柑橘類の酸っぱさも、
肝の働きを押し進めます。
栄養たっぷりのオーガニック野菜を食べることで、
春の不調知らずとなります。
野草を見つけに野に出るのも、
ご自分や、家族の健康のために大切な春の行楽ですね。
3、ストレスをためないように、うまく発散しよう!
私は、香りが好きで、先週からお香を焚いています。
美味しいものを、気楽な相手と食べに行く、
音楽を聴く、など、あなたの心地よさを増やしましょう!
睡眠は、とっても大切!肝腎かなめです。
肝臓は深夜1時から3時に働くそうです。
夜更かしは不調のもととなります。(自戒を込めて!)
参考にしてください。