· 

春のエゴマ薬膳たより2022.3.21

~自分の体の声を聴き、体とのコミュニケーションをとりましょう~

春は木々が芽生え、成長する季節です。

私たちの体も寒さに閉ざされた冬から移り、植物と同じように春を迎えています。

 

春は、東洋医学では、肝臓が働く季節といわれます。

 

肝臓の働きには、下の3つの特徴があり、

元の気が活発になり、感情が高ぶり、デトックス(発散)します。

 

①元気を各所に配分して、免疫力を作る。
②感情をコントロールする。肝臓はストレスに弱い。

③肝臓から胆汁が出て、油を分解する

 

ですから春に、肝臓を大切にする食生活や暮らし方に注意しないと

下記のような不調が出てきます。

    の不調として、花粉症、風邪をひきやすい等免疫不全となりやすい

    の不調として精神的にやる気が出ない(3月は自殺が多い)

    の不調として口の中が苦い、ぎっくり腰(筋を痛めやすい)肌荒れ、油物がもたれる等が出る。

 

これらを改善するために、次のように心がけていきましょう!

 

1、油の取り方が、肝腎かなめとなります。

えごま油を毎日食べている方は、

 

風邪をひかなくなり、

花粉症知らず、

ストレスの軽減や、

認知症の改善、

血圧正常化する方がとても多いのです。

 

まさに肝臓の働きをよくするのと合致しています。

 

春、肝臓の働く季節にえごま油を特に気を付けて食べることは、

季節の体の理にも叶っているのです。

 

反対に、春の肝臓の働きにブレーキをかける油、

 

マーガリン、

加工品の植物性油脂、

ショートニング、

遺伝子組み換え原料・

化学的な製造のサラダ油、

菜種油等は、

 

不調の原因になるので控えましょう!

 

2、春の旬を食べましょう!

 

海藻、春の菜の花やハコベやヨモギ、レタスの苦み、柑橘類の酸っぱさも、

肝の働きを押し進めます。

 

栄養たっぷりのオーガニック野菜を食べることで、

春の不調知らずとなります。

 

野草を見つけに野に出るのも、

ご自分や、家族の健康のために大切な春の行楽ですね。

 

3、ストレスをためないように、うまく発散しよう
私は、香りが好きで、先週からお香を焚いています。

 

美味しいものを、気楽な相手と食べに行く、

音楽を聴く、など、あなたの心地よさを増やしましょう!

 

睡眠は、とっても大切!肝腎かなめです。

 

肝臓は深夜1時から3時に働くそうです。

夜更かしは不調のもととなります。(自戒を込めて!)

 

参考にしてください。