オリンピック村の選手や関係者に提供する食材は、
オーガニックでというのが、オリンピック委員会の基準だったそうです。
でも日本には、委員会の基準に合った食材がほとんどなかったので、
委員会は、残念だと発表しています。
アスリートにとって、食は命綱、
メダリストスケート選手の真央ちゃんも
野菜嫌いで、それを克服してから結果を出せるようになったと
聞いたことがあります。
いまや、アスリートの方々は、
食を管理して、結果に結びつけるのが常識となっています。
【食料自給率は、国の、地域の自立率】
また、
フランスでは、戦後食料の自給率を上げることを
国家の自立として位置付け、いまや、オーストラリア、カナダ、フランス、アメリカは100以上です。
先進国で最下位の食の自給率の日本。
これは、大切なものを守ってこなかった、不安な気持ちが起きてしまいますね。
日本の農業者、年々激減していることをご存じですか?
少なくとも新規のお医者さんより新規就農者は多くなくてはいけないのに、
多分少ないのではと想像できます。
これでは、病気の人が健康な人を上回るはずです。
医食同源、健康はまず食べ物から。
病気になったらお医者様だけれど、
命を養い、
病気にならないようにする食べ物は、農家が作ります。
大手車の会社の新入社員の数、3000人と聞きますが、
それよりも下回っているらしいです。
その中でも有機農家は、
日本では、政府がほとんど力を入れないために、
絶滅危惧種的実態なのです。
経済成長を目指してきた私たちの国は、
車や機械、工業製品を外国に売って、安い食べ物を輸入すればいい。
そんな価値観の中で流されてきたのかもしれませんね。
季節移り変わり豊かな国の食文化は、
本当に豊かで、
日本食は世界でも健康食として、
素材を生かした美しい食文化は、
素晴らしいと世界中から評価されています。
でも、食材を輸入に頼り、
便利な加工品で食卓が埋まり、
フードロスの多い日本
いつの間にか、食べ物を粗末にしてる国になってしまっています。
その上、遺伝子組み換え食品、同じく遺伝子操作のゲノム編集食品が
私たちの食卓に上がってくるようになるようです。
筋肉を増やす豚や魚、トマトにお米、
いかにお金になるか、
いかに儲かるかのために作られている気がする遺伝子操作、
このような人工的に取り返しのつかない遺伝子を操作されている食品が、
どこにあるのかもわからず、子どもたちの口に入っていくのです。
この食品を安全性の審査を不要としているのはアメリカと日本なのだそうです。
ヨーロッパでは遺伝子組み換えと同じように慎重に進めているのです。
また、ブータンでは2030年までに農業全部を有機農業にするそうです。
私たちが、これからも自然で生命力のある食べ物を食べていくには、
どうしたらいいのでしょうか?
例えば、
ヨーロッパで進んでいる、オーガニックの家庭菜園、
オーガニック仲間菜園に光が見えそうな気がします。
一人からでもできる
健康な食生活増やしですね。
または、数少ないオーガニック農場を
応援する。
そんな農場からいただく、
または、お手伝いに行く。
できるところから、
オーガニック食生活をすすめませんか!
オリンピックに訪れた外国の方が
オーガニックレストランを探してきたときに
ここにあるよと、言ってあげられる場所が増えるといいなと思います。
GOEN農場も、
そんな場つくりに動き出しています。
また、お知らせいたしますね。
今日も読んでいただきありがとうございました。