何年かぶりに、日本エゴマの会を生んだ福島県の田村市、今は渡部ご夫妻が後を継いでいらっしゃる「一般社団法人日本エゴマの会ふくしま」にお邪魔することが出来ました。
テレビのためしてガッテンの反響で、とにかく忙しい!
搾油の依頼は年間6トン以上。
今日も搾油してほしい農家の方々が次々と訪問されていました。
搾油機は、初期(多分15年ほど前)の手動の圧搾式を使い回しておられ、もう1台の搾油機を入れて、搾油効率を上げようというわけで
協力させていただきました。
東北震災後のエゴマサミット以来
久しぶりの再会で、互いに
エゴマの品質をいかに守るか
搾油所としての責任と、普及について
加工品の開発、
話は尽きません。
今ではえごまというと、大体の方は知っている言葉になりましたが、
普及を始めた1997年ころは、
「なにそれ???」状態でした。
そんな中、ここ田村市の有機農家村上周平さんが、
韓国の友人宅を訪問した際に、畑に広がるエゴマ畑を見て、
韓国ではポピュラーなエゴマ油の自給を知り、
日本でも自給したいと
まるで、それが
天からの命のように感じ
地元で食べられていたエゴマを油に加工する試みを始めたのでした。
ここからは、すこし
日本のエゴマ普及について書かせてください。
20年前、当時、日本には油を自給するなんて思いつく農家はなく、
輸入のサラダ油全盛期でした。
油は安く買うもの。
そんな価値観でしたね。
そんな中、村上周平さんは、健康とエゴマ油の自給を呼びかけ、
各地にその熱い思いが伝染するように
手弁当で、各地に招かれ辻説法を繰り返し、
広島県、岐阜県、島根県、岩手県、新潟、山形、茨城、長野、
以前からエゴマを栽培していた糸を中心に、
搾油所が生まれ、地域のグループのできていきました。
私も伝染した一人でした。
搾油機のある加工所が農村にあり、栽培したエゴマを搾油して自給して販売していく、6次化産業の走りですね。
その後、第2時代は
各地で育ったエゴマの伝道者が地域でコツコツ搾油と栽培、販売を繰り返してきました。
時々テレビでもオメガ3の大切さを報道するようになっていました。
しかし、流行ると同時に、売れるのを見込んだ生産者でない企業もエゴマ油を販売するようになり、輸入、国産問わず業者さんには品質の良し悪しがわからないのでしょうか、日本のえごま油の評判がなかなか上がらない状態も生まれました。
臭い、下痢した等の消費者からの反応もあったり、産地偽装やごま油混入なども報じられました。
一方、生産者の高齢化と、消費者のエゴマ熱も少し下火になってきた状況ではありますが、品質の良いエゴマを食べた方々の健康効果は次々とみられ、固定した愛用者も多くなりました。
そして東北震災が、エゴマ生産地東北を直撃しました。
搾油機のあったところも被災し、移住した地域でまた搾油を始める方もいました。
手間のかかるエゴマですが、オメガ3エゴマ油は、健康維持になくてはならない油であり、その自給はお米やお肉と同様必要なのだという生産者の気持ちで、何より自分自身の健康のためにも
毎年手仕事で作り続けている生産者ばかりです。
そんな素晴らしいエゴマです、その自給に係わりたいという若い生産者も増えてきました。
そんな中のエゴあのテレビ放映でした。
むかしなら、生産物がなくて困った所ですが、普及のおかげで、供給できる状況もできてきました。
振り返ると
エゴマを知ってもらう第1期時代、
それぞれの地域で地に足の着いた生産者の活動が広がった第2期時代。
さて、現在を、第3時期時代の始まりとみています。
品質のよいえごま油を生産している生産者団体のネットワークで
さらに良いエゴマ栽培を進める事です。
加工品も出てきています。
なずけて第3時代は
顔の見えるえごま油が信用される時代です。
起業とネットワークが鍵だと思います。
日本エゴマの会ふくしまさんの渡部夫妻との短い時間でしたが
対話は、互いに元気をもらいあったひと時でした。
ネットワークを太くするために、東日本、中日本、西日本での研究大会を開催できたらいいねと思いを共有しました。
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生ジュースのように一番搾りし無精製のまま、ビン詰めします。
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脳や細部膜の栄養に必須です。
ミネラル天然抗酸化物質も豊富で、
血液浄化、免疫力アップに繋がります。
小さじ1杯のオメガ3の量は、サバやサンマの半身を食べて得るオメガ3に相当します。
つまり110g1本で、
なんと、
15匹分のさんまのとなります。
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お一人180g3本を確保下さい。
量に限りがありますので、
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日本エゴマ普及協会では、エゴマ研究大会やサミットを開いたり、エゴマたよりを発行しています。通信協力費として、3000円の入会費をもって、会員となれます。(年会費不要)4月18日ニュースレターVol3発行しました。
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